大魔王が倒せないの刊行停止決定が残念です

2018年10月15日で、「大魔王が倒せない」の出版契約がアース・スターノベルと作者さんの間で終わる事になったので、3巻以降のストーリーが進行するウェブ小説は面白さがグングン上昇する展開なのに残念だと思いました。 本とウェブ版での面白さの違いは沢山ありますが、少しだけ説明します。 主人公のパエリアは、つわものばかりが集団で一地域に固まっている魔界の国の出身で、魔界基準で弱すぎる者達の住む地域に遊びに来ています。 魔界と人間界の間には、神の施した結界が存在しています。 結界を通過しようとする対象自身が保有す... Read More

神坂一『スレイヤーズ』

最近のライトノベルの流行りはやはり、なろう系だったり異世界トリップのファンタジー物が多く、それも十分に面白いがやはファンタジー物で外せないのが神坂一の『スレイヤーズ』です。 少し前の本になるので、若い人では知ってる人も少ないかも知れませんがこれぞ王道ファンタジーというか感じで、久々に本の整理をしている時に本棚から見つけて1巻を手に取った後は気付けば最終巻まで一気に読んでしまう面白さです。 主人公は、魔導師のリナ・インバースという女の子なのですが、この子がまたハチャメチャな性格な上にドラゴンも怯える程の強さ... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が庭に響け銃声」

シリーズでもっとも血生臭い、絶望が強い内容の巻です。 とうとう最接近領に到着したオーフェンと姉のレティシャ、昔馴染みのイールギット。エドへの復讐を望むロッテーシャ。 クリーオウとマジクは領に連れていかれ、領主はオーフェンに何かをさせたい様子。 レティシャはこれからの困難に対抗する為、「搭」から持ち出した銃と、戦闘服を弟に渡します。 最接近領に踏み込んだ途端、分断された一行。 「六人が死ぬ」という、ダミアンの不気味な予言の意味は。 一方、領主を暗殺する為に先行していた十三使徒の二人。彼らの前に、シリーズ最強... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が戦場に踊れ来訪者」

ガラリと雰囲気が変わった、オーフェンシリーズの続きです。 姉アザリーの行方を求めて、最接領へと向かうオーフェン達。 荒野を移動中、もう一人の姉・レティシャと再会して、冷や汗をかきます。 そして更に、王都からやって来た「十三使徒」の三人とも。 その中には、学生時代の知り合い、懐かしいイールギットの姿も……。 昔、オーフェンに想いを寄せていたイールギットと、小姑レティシャの争いが始まります。久々のコミカルな展開に、なんだか和みます。 そんな中、なんと地人の軍隊が現れて……伝説の地人の姫「銀月姫」が、千年前から... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が絶望つつめ緑」

アーバンラマ編も佳境の、オーフェンシリーズです。 マジクは行方不明、クリーオウは意識が戻らず。 そんな中、「最接近領の領主」の部下だという、ウィノナに取り引きを持ちかけられます。 領主に協力すれば、クリーオウを回復させると。 そして、アーバンラマの中心に突如現れた、巨大な黒狼。それに対抗するかのように出現した、街を呑み込む森の波。 森を操るのは、あのライアン。そして黒狼=レキの中にいるのは、クリーオウだとか。 二人の戦いとは別に、因縁の敵・ヘルパートと決着をつけるオーフェン。彼を殺す決意をしたオーフェンは... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が心求めよ悪魔」

暗雲立ち込める、東部編の続きです。 エドへの復讐に燃えるロッテーシャが仲間に加わった一行は、商業都市アーバンラマへ到着。 クリーオウが倒れるなど、なんとなくいつもと違う雰囲気に。 そんな中、ロッテーシャがクリーオウの剣を持ったまま姿を消し、オーフェンは夜のスラム街を、彼女を探して走ります。 一方、先に宿へ戻ったクリーオウとマジクは、待ち受けていたライアンの襲撃を受けます。 レキを群れへ返す為、そしてもう一つ、彼の個人的な目的の為に。 絶望を知らないクリーオウに、それを認めさせたいと執着する、ライアンの理由... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が運命導け魔剣」

新展開の巻です。 アザリーの行き先が分からず、まだ出発出来ていないオーフェン達。 そんな中クリーオウは、数人が一人をリンチしている場面に遭遇します。 危ないところをおかしな風体の男・ライアンに救われますが、敵のリーダー格の「エド」の不気味さが印象に残ります。 怪我人をライアンと運び込んだクリーオウは、争いの原因が、二つの剣術道場のいさかいだと知ります。 ライアンが所属する道場の師範は、クリーオウと同年代の少女・ロッテーシャ。 お節介の虫が騒いだクリーオウに巻き込まれ、二つの道場について調べ始めたオーフェン... Read More

第二部「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が夢に沈め楽園(下)」

前巻から続くお話。 「ボルカンが死んだ」 と聞かされたオーフェンは、半信半疑ながら、ドーチンと共に森の奥へ。 そこで頭から水槽が生えている、猿の怪物に襲撃されます。 魔術文字を操る怪物から逃れる為、建物の中へ飛び込んだオーフェン達。そこは例の、天人の遺跡でした。 猿が切断した者はまた元に戻りますが、なぜか重力が逆さまに働くように……建物の中で、天井に立つボルカンを発見した二人。 同じ頃ペンションでは、ロッツの部下がシーナとエリス、そして宿の地図を拐う事件が。 クリーオウとマジクはロッツ・ホテルに殴り込みを... Read More

第二部スタート「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が夢に沈め楽園(上)」

今回から第二部、いわゆる「東部編」に突入の、オーフェンシリーズ。 シリアス続きだったので、久々にコミカルな雰囲気の話です。 ただし、途中まで……。 女神と共に結界の外へ消えた、姉アザリー。彼女を探す前に一休みしようと、初のレジボーン温泉郷を訪れたオーフェン達。 しかし鞄と路金を持ち逃げされ、泊まるハズだったペンションで、下働きをするハメに……。 その宿は、シーナとエリスという母娘が営んでいました。 温泉が偽物だったりとハプニングもありましたが、一同は久々に静かな夜を過ごします。 そんな中、宿に放火しようと... Read More

第一部ラスト「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が神に弓引け背約者(下)」

オーフェンも、もう十冊目。今回は第一部の終わりとあり、盛りだくさんです。 クオの銃に撃たれ、地底湖に落下したオーフェン。 姉アザリーはクリーオウ達を逃がし、湖に飛び込みます。 意識の無い弟を救い、湖の傍でつかの間、姉弟の時間を過ごす二人。殺人を犯したオーフェンが魔術を使えなくなったのは、自分が姉を殺す可能性に怯えているから。亡き死が彼を鍛えたのは、いざという時にアザリーを殺させる為では、という疑いを捨てられないからでした。 そのままクオ、そして教主ラモニロックと対峙する姉弟。 魔術が使えないオーフェンと、... Read More