「友達の数は何人?ーーダンバー数とつながりの進化心理学」の感想

「友達数は何人?ーーダンバー数とつながりの進化心理学」は、イギリスの進化心理学・人類学者であるロビン・ダンバー氏の著作です。
学者としてもかなり著名な作者さんで日本国内ではNHKの人類学についての特集番組に出演し人類の歴史について研究内容から番組へ助言するなどして広く知られています。

だからといってこちらの本はガチガチの学術書というわけではないのが魅力です。高校生くらいの生物学の知識でも読むことができるように非常に情報を汎化してわかりやすく噛み砕いて説明してあります。身近な例を示して説明されるため、心理学について深い知識がなくとも、なるほどこういうことかと読み進めることができる本になっています。
もちろん、心理学について勉強した方もさらに深く学べる本になっていると思いますよ。

タイトルになっている「ダンバー数」とは、ロビン・ダンバー氏が提唱した数を指します。この数はSNS時代の新しい知人友人の輪というスタイルの変化をどのように解釈していくかという上でヒントになっていく理論であるといって良いでしょう。
本著内ではダンバー氏がダンバー数を導き出すために行った研究とその背景が説明されています。自分の友達付きあいに悩んでいる人や人の行動に興味のある方におススメです。

Categories: