『脳はこんなに悩ましい』で知る、知ることの楽しさ

理系の情報には興味があるのですが、もともと得意なジャンルではないので疎いままです。この本のような内容も、真面目な文章だったらとても読みこなせないと思います。 

脳科学者の池谷裕二先生と、小説家でエッセイストの中村うさぎさんの対談という形式で書かれています。ふたりとも難しいことをわかりやすく話してくださるので、読んでいてとてもおもしろいです。知らないことを知るというのは楽しいことだと思わせてくれます。

人の脳についてというより、自分の脳のことでもあるのですが、知らないことばかりです。

このような対談が成立するのは、専門家ではないうさぎさんがとても豊富な知識を持ってらっしゃるからだと思います。それとわかりやすく説明してくださる池谷先生の存在も大きいです。下ネタが多いのですが、人間なら誰でも興味があることだと思いますし、これも大事なことです。

遺伝子診断がけっこう身近なものであることも、この本で知りました。自分も調べてほしいと思ったのですが、どこまで踏み込んで調べてもらうかというのは迷うところです。このお二人は重い病気にかかる可能性まで調べてもらっていましたが、私はたぶんそこまで調べてもらう勇気はありません。

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