シリーズ六冊目「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が塔に来たれ後継者」

オーフェンシリーズも、もう六冊目。

今回は、前作に続き「牙の塔」絡みのエピソードです。

古巣である牙の塔へ向かう途中、ドラゴン信仰者の襲撃を受けたオーフェン達。そこへ現れたのは、彼と深い因縁を持つ同級生・ミラン・トラム。ある意味、オーフェンの人生が変わるキッカケをもたらした相手でした。

そして「ブラウニング家の世界書」という一冊の本を巡り、オーフェン達チャイルドマン教室のメンバーと、暗殺者ウォール・カーレン教室の戦いが始まります。

行動出来るのは、塔の執行部が活動しない夜間のみ。

クリーオウにレティシャという、身内を攻撃されたオーフェンの怒りが、静かに燃え上がります。

先手必勝とばかり塔に侵入したものの、襲撃を受けて、散り散りになった一行。

オーフェン、マジク、クリーオウ&レキは、それぞれ敵と戦うことに……。

オーフェンに消えないトラウマを植え付けたミラン・トラム。

彼の顔に、一生消えない凄惨な傷をつけた、オーフェン。

因縁の二人の肉弾戦は、壮絶の一言。

満身創痍の身体で一人、ウォール教室に乗り込んだオーフェン。

そんな彼を救ったのは、チャイルドマン教室の兄姉弟子達でした。

反逆者になった弟弟子・オーフェンに向ける兄弟子・フォルテの眼差しが暖かいです。

道が分かれても、家族同然の絆は変わらず……同期って良いな、と思わされます。

そして、自分の存在意義に悩み始めたマジク。

キムラック編を前に、ひときわ盛り上がったエピソードです。

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